オーストリア旅行 | 個人旅行のプランニング

個人旅行の場合、訪れたい観光スポットを自分で選んで旅のプランを組み立てられるのがなんと言っても魅力です。気に入った場所での滞在時間を伸ばすなど、スケジュールもある程度調整できる自由さが、個人旅行の良さと言えます。その反面、全てが「自力」の旅なので、ハプニングが起きることも想定した事前準備が重要です。できるかぎり多くの情報を集め、無理のない旅のスケジュールをプラン立てたいところです。



オーストリア観光のポイント

行く時期(季節)で楽しめるアクティビティが変わります。

季節によって異なるアクティビティが楽しめる国、それがオーストリアです。夏はアルプスの恵みあふれるチロル地方の大自然を満喫し、冬は正装してオペラ鑑賞を楽しむ、というように、旅の目的と旅行の時期は大きく関わってきます。 また、秋には冬の寒さが訪れ、秋中盤で既にドナウ観光船は運休するというようなこともあるので、訪問する観光スポットを決める際には、旅行時期も考慮する必要があります。

観光の中心はなんといってもウィーン。

オーストリア旅行で、ほとんどの旅行者が訪れる観光地は芸術の都ウィーンです。ハプスブルク家の栄光を象徴する荘厳な王宮や美術館巡りを目的に、年間約800万人もの観光客がウィーンを訪れています。ちょうど日本でいう京都のように、ウィーンはオーストリアの魅力が凝縮された都市であり、オーストリアへ行くのならウィーン観光ははずせません。ウィーンの観光スポットの多くは旧市街に集中しているので、街中を散策しながら有名スポットのほとんどを見て廻れます。しかし、シェーンブルン宮殿などの名所は市街からやや離れており、また、美術館めぐりは丸1日ほしいほど見ごたえがあるので、ウィーン観光にはできれば2,3日ほしいところです。

魅力の穴場スポットは地方にも。

オーストリアには長い歴史の中で築かれた穴場的な観光スポットが地方にも数多くあり、国土の2/3を占めるアルプス山脈の豊かな自然も魅力的なので、日程に余裕がある場合は足を伸ばしてオーストリア全域の観光名所めぐりをするのがおすすめです。ウィーン以外の人気観光スポットはザルツブルクとその周辺、インスブルックとその周辺に集中しています。 

オーストリアの国土は北海道より少し大きい程の広さであり、西端から東端までの距離は東京~岡山の間とほぼ同じくらいが目安です。主要都市を結ぶ交通網が発達しているので、地方の観光地を巡ることは困難ではありません。

オーストリアを拠点に隣国の観光も。
オーストリア(ウィーン)からは東ヨーロッパの主要都市への列車でのアクセスが便利なため、オーストリアを拠点に東ヨーロッパ巡りの旅をすることもできます。 

オーストリアの観光地を知る

旅のプランを立てる前に、先ずは オーストリア観光局のウェブサイトをチェックするのがベストです。さすが、観光大国ということもあり、あらゆる情報が網羅されています。

オーストリア政府観光局
http://www.austria.info/jp
ウィーン市観光局案内所
http://www.wien.info/ja
ザルツブルク観光局
http://www.salzburg.info/jp/
インスブルック観光局(英語)
http://www.innsbruck.info/en/