日本で買ったノートパソコンをオーストリアで使う

オーストリアの電圧は、220/230ボルト、50ヘルツです。お持ちのノートパソコンのACアダプターの裏面に書いてあるボルトとヘルツをチェックし、「100V - 240V」、「50Hz – 60Hz」というように対応範囲内になっていれば、日本で買ったPCでもオーストリアでも使えます。ただし、一般的なプラグ形状はCタイプなので、変換プラグが必要です。

オーストリアでインターネット接続する方法

インターネットカフェを使う | 短期旅行者向け

旅先でインターネットを使うには、インターネットカフェを利用するのが最も手軽です。例えばウィーンには幾つものネットカフェがあります。
Internet Cafés in Vienna(World 66 website http://www.world66.com/europe/austria/vienna/cybercafes)

インターネットカフェにあるパソコンで、IDとパスワードでログインして使うウェブサイトへのアクセスは大変危険です。使用後に履歴を消さないと、次に使用した人に不正アクセスされてしまう可能性があります。インターネットカフェの利用は、レストランをチェックしたり、地図をチェックしたり、時刻表をチェックしたり、といった情報収集に使う程度にとどめたいものです。

[ 日本語入力について ]
インターネットカフェにあるパソコンのOSが英語またはドイツ語であっても、日本語IMEをインストールして設定を変えれば日本語入力が可能です。

ウィンドウズの場合、コントロールパネルで言語のオプション機能から「Japanese」を追加できます。しかし、店舗によっては勝手に変更できないようになっている場合もあります。

設定を変えずに日本語を入力した場合は、入力支援サイトの利用が大変便利です。
Ajax IME
http://ajaxime.chasen.org/
世界の果てから漢字変換
http://www.sumibi.org/

[ サーチエンジンでの日本語検索 ]
グーグルJapanではキーワードをローマ字入力すると、候補が日本語で表示されます。
例えば「zahha」と入力すると、キーワード候補に「ザッハトルテ」などと表示されます。

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海外ローミングサービスを使う | 短期旅行者向け

ローミングサービスとは、海外でインターネットを利用する際に、国内で契約しているプロバイダが海外の提携プロバイダのアクセスポイントに接続して通信を行うことができるサービスです。

日本で利用しているプロバイダーが海外ローミングサービスを提供している場合、ローミングでのネット接続が可能です。接続方法はダイアルアップとなり、通信はノートパソコンや携帯端末に内蔵されているモデムで接続できます。(しかし、機種によっては利用できない可能性もあります。)料金は通常1分20円~30円程度です。海外ローミングサービスのための設定方法はプロバイダーのウェブサイトで紹介されています。利用には事前申込みが必要なケースが多いです。

※海外ローミングの注意点1
利用しているノートパソコンまたは携帯端末の設定が自動接続になっていると、常時接続している状態になってしまい、多額の通信費が請求されてしまうという危険があります。使用終了後に必ず回線を切断するようにしてください。

※海外ローミングの注意点1
ローミングサービスを利用するためのID・パスワードが悪意ある第三者に盗まれると、海外のアクセスポイントから不正にインターネットに接続される危険があります。海外で使用した後は必ずパスワード変更を行う、また、ウィルス対策ソフトウェアの導入する、といった対策が必要です。


ローミング料金が心配な場合は、スマートフォンの海外パケット定額サービスを利用するという方法があります。
スマートフォンの海外パケット定額サービスを使用する


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Wi-Fi ルータをレンタルする | 短期旅行者向け

Wi-Fi(ワイファイ。Wireless Fidelity)とは、無線接続の名称です。無線LAN機器間の相互接続性を認証されたことを示すブランドマーク、といったところです。Wi-Fiルーターを介してWiFi(無線LAN)に接続することで、インターネットの利用が可能になります。

ノートPC、タブレットPC、スマートフォン等のノートパソコンまたは携帯端末を、パケット代を気にせずに使用したいという場合、海外で使えるWi-Fiルータの定額制レンタルするという方法があります。パケット代金を気にせずにネット接続できれば、国際電話にスカイプを活用できるというメリットがあります。

料金設定は1日いくら、または1週間でいくら、というような定額設定なので、ヘビーユーザーにはお得です。
レンタル料金は1200円/日~1600円が相場のようです。レンタル料金に加え、受取り手数料、紛失保険料が掛かる場合もあるので申込み時にチェックしたほうがよさそうです。尚、接続設定には多少の知識が必要となります。

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ホテルでインターネットを使う

ホテルによっては、有線LANや無線LANが客室から利用できます。追加料金なしに使える場合と、別途料金がかかる場合があるので、使用時にフロントに確認するのが無難です。

有線LANの場合、客室内にあるLAN端子(壁などにあり)をLANケーブルでお持ちの携帯端末機器(ノートパソコン等)につないで接続します。IPアドレスはホテルのルーターによる自動割当てなので、自分で設定する必要はありません。LANケーブルは通常貸してもらえます。

無線LANの場合は、お使いのノートパソコン(等の携帯端末機器)に無線アクセスのポイントを自動で識別させるか、もしくは機器についている無線識別開始ボタンを押して識別させて接続します。無線接続の際にESSID とWEPキー(暗号キー)の入力が必要なる場合は、フロントで教えてもらいます。最近ではESSID とWEPキーの入力なしに使用できるケースが多いようです。有線接続と同様に、IPアドレスは自動的に割り当てられるので、自分で設定する必要はありません。

※ホテルでのネット接続の注意点
他の宿泊客とネットワークを共有する形となるので、利用開始前までにフォルダの共有設定を必ず解除しておく必要があります。「共有する」に設定されているフォルダは、他の宿泊客にアクセスされる可能性ありです。また、ウィルス対策ソフトのインストールとファイアーウォールを有効にしておくことは必須です。

フォルダ共有設定の解除のしかた(ウィンドウズの場合)
※通常、初期期設定では「フォルダを共有しない」の設定になっているので、設定をいじらないかぎりは「共有しない」に設定されているはずです。自宅でプリンタやファイルを共有して使っている場合は解除が必要です。

設定を確認したいフォルダの上で右クリックし、「プロパティ」を選択。「共有」のタグをクリックし、表示された画面の「ネットワーク上での共有とセキュリティ」の項目を見る。項目にある「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」のチェックボックスにチェックが入っていたら、チェックを取って「OK」をクリック。これで解除となる。

Whindows 7 では、以下の方法があります。
「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「ホームグループ」→「アドバンス共有設定」でファイルとプオンター共有を解除にする。チェックボックスにチェックが入っていなければOK。

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公衆無線LANサービスを使う

公衆無線LANは、屋外・店舗や公共施設等に設置されたアクセスポイントを介してインターネット接続が利用できるサービスです。公衆無線LANには有料と無料のものがあります。有料の場合、公衆無線LAN事業者との契約が必要です。無料の場合は事前の契約や登録は必要ありません。旅先では無料の公衆無線LANを利用する、ということになります。

無料で公衆無線LANを使える場所はホットスポットと呼ばれており、街中にあるお店・施設がサービスの一環として提供しています。(サービスの一環ということもあって、特定のウェブサイトのみしかアクセスできないしくみになっていることもあります。)

ホットスポットの場所はインターネットで探せます。例えばウィーンの場合、グーグルでキーワード「Free Wifi Hotspots in Vienna」などで検索すると見つかります。旅行前に事前にチェックしておくと、いざという時に便利です。

[ 利用方法 ]
お使いのノートパソコン等のモバイル情報機器に無線アクセスのポイントを自動で識別させるか、もしくは機器についている無線識別開始ボタンを押して識別させて接続します。接続できたらSSIDとWEPキーを入力して使います。無料の無線LANの場合、SSIDとWEPキーを入力せずに使えるケースがほとんどです。

公衆無線LANの利用は不特定多数とネットワークを共有する形となるので、ネットワーク上でフォルダ共有をしない設定にしておく必要があります。ウィルス対策ソフトのインストールとファイアーウォールを有効にしておくことは必須です。

※無料の無線LANになりすまし、接続してきたスマートフォンから情報を盗むという手口が出てきています。無料LANには、むやみやたらに接続しようとしない方が無難です。

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