パスポート(旅券)
オーストリア入国時のパスポート残存有効期間の条件は「オーストリア出国時3ヶ月以上残っているもの」です。 不測の事態にも備えて余裕ある日数期間があると理想的です。
* パスポートの残存期間は、以前は「帰国時まで有効なもの*」でしたが、2013年7月19日付で、「オーストリア出国時3ヶ月以上残っているもの」と変更となりました。
各都道府県でのパスポート申請
オーストリア周辺諸国の観光に必要なパスポート残存有効期間とビザの有無
オーストリア周辺の国も合わせて旅行する場合は、各訪問国が定める残存期間で有効なパスポート所持が求められます。パスポート残存有効期間は変更されることがあるので、各国の大使館サイト等でチェックした方が確実です。
* 2013年8月現在
オーストリア
パスポート:出国時3ヶ月以上 / ビザ:6ヶ月未満の滞在は不要
ドイツ
パスポート:出国時3ヶ月以上 / ビザ:6ヶ月間で90日以内の滞在は不要
スイス
パスポート:滞在日数以上 / ビザ:180日間で90日以内の滞在は不要
ハンガリー
パスポート:入国時3ヶ月以上 / ビザ:6ヵ月間で90日以内の滞在は不要
チェコ
パスポート:入国時6ヶ月以上 /ビザ: 6ヵ月間で90日以内の滞在は不要
スロバキア
パスポート:出国時3ヶ月以上 / ビザ:6ヵ月間で90日以内の滞在は不要
スロベニア
パスポート:出国時3ヶ月以上 / ビザ:6ヵ月間で90日以内の滞在は不要
クロアチア
パスポート:入国時3ヵ月以上 /ビザ:6ヵ月間で90日以内の滞在は不要
シェンゲン協定国(Schengen Treaty) について
シェンゲン協定とは、国境検査なしで国境を越えることを許可する諸国間の協定です。シェンゲン協定国に滞在できる期間は「滞在日数の合計」で90日です。例えばドイツに20日間、オランダに20日間・・というように複数の協定国を訪れる場合、その滞在日数の合計が90日までということです。よって、入国から90日経過すると他の協定国には滞在できなくなります。
日本とオーストリアの間では例外規定があり、6ヶ月間ビザなしで滞在できますが、その6ヶ月間中の滞在数も協定国での滞在としてカウントされるので、オーストリアでの滞在が90日経過すると、他の協定国に滞在できなくなります。
オーストリアに6ヶ月間滞在する予定だったとしても、ある協定国を3日間ほど旅行してからオーストリアに入ると、6ヶ月間滞在できなくなります。90日- 3日 = 87日しか滞在できないことになります。オーストリアにまるまる6ヶ月間滞在したいという場合は、オーストリアへは直行便で入国・出国するのが無難です。
- 主なシェンゲン協定加盟国 -
※シュンゲン協定加盟国は年々変わってきています。
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、 アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、 スロヴァキア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス