そもそも、「どうしてこうなった?」的な疑問が浮かび、「オーストリア」と「オーストラリア」という国名の由来をネットで調べてみました。同じように疑問に思う人が多いせいか、いくつもの関連記事が見つかりました。
オーストリアという国名
ドイツ語系言語で「東の国 Österreich」の意味に由来
オーストラリアという国名
ラテン語で「南の地」の意味に由来
と、いう訳で、両国名は関連性は、たまたま似ているだけのようです。
この「オーストリア」と「オーストラリア」が混合される問題は、オーストリアにとって疎ましいらしく、2006年にオーストリア大使館が国名の日本語での表し方を「オーストリア」から「オーストリー」に変更すると発表するに至りました。ただし、表記は定着している「オーストリア」のままで、あくまで呼び方の変更ということのようですが。
いずれにせよ、発音で違いを強調しようというアイデアはナイスです。実際、AustriaとAustraliaは発音が全く異なります。
オーストリアは「オー」の部分に強音のアクセントがあり、確かに「オーストリィ」の発音に近いです。ちょうど、「オードリー」のような・・・、恐らく。
オーストラリアは「ラ(レ)」付近にアクセントがあり、「オウストゥレィリァ」の感じです。
さあ、これで、外国人との会話で、「私、オーストリアを旅行したの。」と言っても、「ああ、あのカンガルーの国ね。」と言われなくなるかも?!
ソース
ウィキペディア オーストリア