ウィーンのカフェの入り方

カフェ文化で知られるウィーンへ行くのなら、一度はカフェに入ってみたいもの。

しかし、コーヒーの種類はいろいろあるわ、ドイツ語は分からないわで、店に入るまでにちょっとドキドキを感じたりするかもしれません。ましてや、初めてのヨーロッパ旅行や、一人旅だったりすると、ビクビクな心境になったりもします。

冷静に考えてみれば、「店に入ってコーヒーを頼む」というだけなので、ビギナーであってもそこは落ち着いて、優雅にカフェでのひと時を楽しみたいものです。




ウィーンのカフェの入り方

1.店に入る

恐る恐る入ると逆に怪しいので、堂々と普通に入店するのがベター。
店員さんがいたら挨拶をする。挨拶の言葉はオーストリアのドイツ語で「Grus Gott グリュスゴッ」。
無理してドイツ語を使わずに英語で「ハロー」でもOK.

2.好きな席に座る

店内の空いている席を見つけ、そこに座る。 店員さんが席まで誘導するということはない。 予約席以外なら、好きな場所に座ってOK.店員さんに「この席はダメ」というようなことを言われたらそこは予約席。別の席を探して座ればOK.

3.注文する

ここで店員さんに「コーヒーください」と言うと「どんなコーヒー?」と返されるので、メニューを見て注文する。
メニューはドイツ語で Speisekarte シュパイゼカルテ。
とはいっても、店によって取り扱っているコーヒーの種類は十数種類になるので、事前に自分が飲みたいとコーヒーの種類をチェックしておいた方がよさそう。

4.支払いをして店を出る。

注文時に対応してくれた店員さんを呼び止め、テーブルについたまま支払う。「お勘定、お願いします。」は、ドイツ語で「Zahlen, Bitte. ツァーレン ビッテ 」。

店員さんが「xxxユーロです。」と金額を教えてくれるので、その額にチップを加算した額を伝えて支払う。例えば6.20ユーロなら切り上げて7ユーロ、というように、端数をまるめるようにチップを加算するとベター。

支払い終わったら、「有難う。さようなら。= Danke. Aufwieder sehen ダンケ、ァフヴィーダゼーエン。」と言って店を去る。

主なコーヒーの種類

Melange メランジェ 
ウィーンで最もポピュラーなコーヒー。濃いコーヒーに泡立てたホットミルクを入れた、カプチーノ的なコーヒー。たいてい、小さなグラスで水がついてくる。

Brauner ブラウナー 
コーヒーに少しミルクを入れたもの。日本で一般的なコーヒーに最も近い。大カップ(Groß´グロース)と小カップ(Klein クライン)があるので、注文時にサイズも伝える。

Einspänner アインシュペナー 
ホイップクリームをのせたコーヒー。グラスに入っている。

Mokka モカ 
濃いめのブラックコーヒー。小さなカップに入っている。店によってはシュヴァルツァー(=ブラック)ともよばれる。

尚、他のヨーロッパ、北米諸国と同様に、アイスコーヒーというものは一般的でありません。ウィーンのカフェでは扱っていないはずです。

「ウィーンのカフェ セントラルに入ってみる」の様子




 

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