スマホ利用でありがちな危険
無料公衆LAN(Free Public Wi-Fi)を装った接続
無料の公衆無線LANを装い、ユーザーに偽の回線に接続させることによって、端末内のデータを盗むというケースです。盗まれたデータにパスワードやIDなどのログイン情報があると、それを悪用される危険があります。クラウドのような外部でのデータ保管サービスを使用している場合、保管先へのアクセス情報が盗まれてしまうと、スマホを乗っ取られた状態になってしまいます。
対処法
・タダだからと、やみくもに接続しない。
・勝手に接続されないように、Wi-fi接続をオフに設定しておく
・怪しい無線LANにつながってしまったら、Wi-fiネットワーク状況を示す画面に行き、直ちに該当IDを探して設定を削除する。
インストールしたアプリにウイルスやマルウェアが潜んでいる
スマートフォンの普及にあわせ、最近はさまざまな便利アプリが入手できるようになりました。しかし、提供するアプリに実はウイルスやスパイウェアが入っている、といったこともありえます。特に無料のアプリは要注意です。ウイルスに感染してスマホが機能不能になったり、情報を盗まれる危険性があります。
対処法
・アプリは信頼できるサイトで入手する。
・無料のアプリは電子署名をチェックするなどして、信頼性を確実に確認する。
・ベンダーから提供されるOSを常に最新のものにしておく。
・スマートフォン用のセキュリソフトを入れておく。