SIMカードは電話契約者のID情報が記録されたチップです。携帯端末にSIMカードを挿入し、手順に従って開通作業すると、SIMカードを提供するキャリアの回線で電話が使えるようになります。
SIMカードを他業者のSIMカードに変えられないようにロックされている状態をSIMロックといいます。キャリアに頼んで(有料でSIMロックを)解除してもうことが「SIMロック解除」です。
SIMカードがロックされていない携帯端末が「SIMロックフリー」の携帯電話であり、海外ではこの形態が広く普及しています。
オーストリアで日本の携帯電話は使える?
現在のところ、日本で販売されている携帯電話の方式はGSMではなく、また、SIMロックを解除できないものがほとんどなので、使える携帯電話はごく一部に限られています。最近、日本のキャリアもSIMロックフリーやロック解除に対応しはじめていますが、まだまだ一般的でなはく、今のところほとんどが使えないと考えた方がよさそうです。
プリペイド携帯電話を使う
長期間オーストリアに滞在する場合は、現地でキャリアと契約した方が経済的です。手続きの手間を考えると、プリペイド式の携帯電話が一番手軽といえます。プリペイド携帯電話は電話本体+プリペイドSIMカードを合わせて使います。
プリペイド携帯電話は街の電気屋や携帯電話ショップで購入できます。電話本体とSIMカード別々で、またはパッケージとなって販売されています。
使用開始にはアクティベーション(開通作業)が必要です。SIMカードを電話機に挿入し、添付の指示書にある電話番号をダイヤルし、ガイダンスに従って手続き操作を行う(不要な場合もあり)と、使えるようになります。
スーパーや郵便局などでリチャージカード(=プリペイドリフィルカード、バウチャー)を買ってチャージすることで、通話可能な時間を増やせます。リチャージカードの使い方はコーリングカードに似ています。通話料金のチャージはオンライン申込み&クレジットカード支払いという方法もあります。いずれの方法も、ガイダンスはたいていドイツ語のみです。
[ リチャージカードでのチャージのしかた ]
※一般的な方法です。必ずしもどのカードも同じというものではありません
1. 電話機に登録されているサービス窓口番号にダイヤルする。
2. 流れてくる自動音声のガイダンスに従って操作。(恐らく言語選択はできず、ドイツ語のみ)
「解約する」「紛失連絡」「リチャージする」」というように、何をしたいのかを番号で選択するよう求められるので、該当番号と#を押す。たいての場合、リチャージの番号は「2#」。
3. リチャージカード裏面のスクラッチ部分にある番号を入力し、#を押す。
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最終更新日 2012年6月