オーストリアで レンタカーを利用する

 

レンタカーを探す・予約する

レンタカーは空港などにあるサービスカウンターで申し込めますが、希望の車種がないということもあるので、事前予約をしておく方が無難です。


インターネットで検索すると、オーストリアでのレンタルカー取り扱い業者のサイトがいくつも見つかります。例えばgoogleでキーワード「オーストリア レンタカー」や「ヨーロッパ レンタカー」で検索すると、関連サイトがヒットします。「Car rentals in Austria」といった英語キーワードを使えば海外業者のサイトも簡単に見つかります。



レンタカー取り扱い業い者のサイトで、「ピックアップの日・場所」、「リターン(返却)の日・場所」等を指定して検索すると、レンタル可能なクルマを探すことができます。申込みもそのままネット上で可能です。 



■ オーストリアでのクルマの運転

国際運転免許証
オーストリアは、国外運転免許証が有効な国(ジュネーブ条約加盟国)であるため、日本発行の国際運転免許証を取得すれば、オーストリアで普通乗用車を運転することができます。
国外運転免許証が有効な国リスト(警視庁HP)

国際運転免許証は日本の運転免許証(有効期間が1年残っているもの)・写真・パスポートを用意して申請すれば、取得が可能です。住民票のある都道府県の運転免許試験場か警察本部の運転免許課で申請すると、即日交付してもらえます。国際運転免許証の有効期限は発効日から1年間です。

オーストリアの高速道路の通行料
オーストリアの、高速道路(アウトバーン)は有料です。を高速道路を使用するにあたっては、通過許可書(ヴィニエット:Vignette)のシールを購入してクルマのフロントガラスに貼ることで、通行料を支払うシステムになっています。ヴィニエットはガソリンスタンドで購入可能です。レンタカーの場合、あらかじめヴィニエットは貼ってあります。

レンタカーが使えるエリア
借りたレンタカーでオーストリアの国境を越え、周辺の国に行くことは可能ではありますが、レンタカー会社によってはエリア(国)が限定されているので注意してください。 また、オーストリアでレンタルしたクルマにはオーストリアでのみ有効なヴィニエットが貼られていて、その他の国のヴィニエットは貼られていない可能性があります。その場合、入国しようとする国境近くのガソリンスタンドで、その国で有効なヴィニエットを購入する必要があります。

ヴィニエットのシステムは、オーストリアだけでなく、スイス、ハンガリー、チェコ、スロヴァキア、スロベニアなどでも採用されています。各国のヴィニエットは別物です。各々の国でしか有効ではありません。

カーナビ
カーナビ付きのレンタカーを借りることは可能です。レンタカー会社によっては、日本語が使えるカーナビが用意されています。


■ 注意事項
・ オーストリアは右側通行・左ハンドルです。運転に慣れていないと戸惑います。道を曲がる時は反対車線に入らないように注意。
・ 自動車の盗難、車上嵐らしに注意。車内・トランクに荷物を置いたままにすると大変危険です。保険に入っておくことを強くおすすめします。
・ 冬のオーストリアは北海道なみの寒さになります。山岳地帯では路面が凍っている可能性が十分あります。安全運転を。
・ クルマをレンタルする際に燃料のタイプを確認し、ガソリンスタンドで給油する時に注意するようにしてください。ヨーロッパではディーゼル車が思いのほか多いです。
・ ガソリンスタンドはセルフシステムが主流です。自分で給油し、給油した給油械の番号をレジで伝えて支払います。

オーストリアでの運転に関しては、オーストリア政府観光局のサイトが参考になります。

オーストリア政府観光局 | 車を運転される方へ

ウィキペディア | オーストリアの交通標識(英語)